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■20047.10
■大白川アワラ谷右又左

浅野 中村 榎本
(写真提供 中村氏)

前回のアワラ谷右又右で味を占め、今度は右又左を踏査にいった。右又の分岐までは遡行図もつける必要はなく写真もほとんどとらず、どんどん進む。途中から雨が降り出す。ウスヒラタケの収穫


前回より1時間40分ほど早く分岐に到着。目指す方角には高い側壁を擁した右又左が見えた。ガレたゴーロを進み、ゴルジュに入るとのっけから、4mの雪国らしい滝が出てきた。これは水流右を難なく突破。90度に左から折れ曲がって6mのなかなか見事な直瀑。
雪国らしい直瀑6m

左岸を小さく巻けないか試すがザイルが要りそうで時間がもったいないので、左岸から灌木帯に入ってトラバースして巻いた。やはりアワラ谷はすばらしいと気分は盛り上がるが、その後はほぼナンモなしという惨状。ガレや倒木に埋まったナメの上を行くハメに。一度ビレーを取って登った滝が出た程度で稜線に出た。

12mをリード

数少なかった雪渓で山菜探し

ふ〜、ツメだ

稜線のヤブこぎ

アワラ谷左又は開放的な渓


20分ぐらいヤブを漕いでアワラ谷左又目指して下降を開始。この左又右も、時折灌木懸垂や灌木トラバースも交えるが、めぼしいものはない。うるさいブヨに追われるように左又本流に出た。左又は大きな広がりのある雪国の沢という雰囲気を持っていったが、惜しむらくは沢筋には大きな滝は一本も出てこない。小さな滝も片手で充分という有様。山菜に鵜の目鷹の目になりながら下っていくと、さすがにそのままでは終わらなかった。20mの見事な直瀑が足元の先から切れ落ちていた。ここは浅野さんが右岸に絶妙なラインを引いて巻く。今回はこの巻きが一番勉強になった。
20mの見事な滝
あとはゴーロをひたすら下り、堰堤に出て作業道を見つけるがすぐに見失って朝の入渓点まで下って登り返して作業道に出て車のデポ点に着いた。雨は上がり、晴れ間が見え始めていた。草付き帯・ガレ場の登りで何で浅野さんはあんなに早いんだろう。


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