釜川ヤド沢
2002.813〜14
なかむら 榎本
今年のお盆は東北から日本海に前線が居座り、天気が不順だった。
予定を変更しての入渓だった。
さあ、天気は悪いが入渓だァ。
途中のゲート脇に止めて入渓したが、結局は失敗。最近は遡行図などの情報をあまり読まないで入渓するのだが、せめてアプローチは見るべきだ。釜川は林道を最後までつめ、そこに車をデポして取水口に徒歩で降りるのがいいでしょう。。地形図のはない道が取水口まで続いてますよ。
入渓点を求めて向かう
林道をつめ、枝沢に出る。顕著な踏み後を外れて、下降開始する。
天候も急に回復
本流に向かって枝沢を降りるが失敗だった。この先まもなく下の見えない大ゴルジュに阻まれ結局、顕著な踏み後に戻って入渓した。
ようやく沢床に立つ
ここは左を巻く。巻き中に多くのキノコを発見。シロハツ系のキノコか?チチをよく出していたものもあった。
なかなかの渓相になってきた
本日初泳ぎ〜
右を乗っ越せ!
でもすぐにどうしょうもない淵を持った滝が現れ、戻って左を巻く。
本来入渓点にすべき取水口に出た
しばらく進むと50mぐらいのプールに出た。泳いで左から抜けた。

しばらく続くゴーロ帯。パズルを解くみたい
釜川左またを見送りすぐに現れる淵と滝。高巻くことはかなわない。泳いで左を突破するが、三釜までの核心部ではないか。

突破の図!三連発
こういう側壁と淵を持った滝が多い沢です

どうしょうもないCS滝。ここは右を巻く。踏み後をたどると最後は懸垂だった。残置スリングを利用させていただく

ぼちぼち今日はおしまいにしようか

ええ場所なさそうやし、ここテン場!
薪の補充も完了!
さあ、後は飲むべし!!
やっぱりこうでなくちゃぁ
しかし、この後きつい夕立。ラジオでは今夜40mmの降雨を予想してるではないか。仕事疲れが抜けいないなかむら氏は、増水すればツエルトを支えてる木は倒れるはずだし。「寝とこうか」なんて暢気なことを言う。
酒片手にツエルトから外を覗いていると見る間に増水。慌てて用意してあった避難ポイントに移る。5mほど上がった小さなテラスで一晩を明かすことに。幸い運転徹夜の疲労も手伝って意外に熟睡。
ザイルのあるそばにイラクサが・・・
一晩やっかいになったテラス
天気もいいぞ!出発だ〜
足取り軽い
それにしても水の汚い沢だなァ。少々嫌気
ここはムリ。戻って小さく左を高巻いた
この先、右に屈曲。そこに大きな淵が。
ここは泳いで左に取り付く
少し嫌な予感がして、ザックを置く
簡単に越せた
まだまだ続く。こういう渓相。三釜はまだか?!
だんだんスラブが目立ち始める。三釜近く?
すぐ右上を行けそうだったが正面突破を試みる
ムムッ!
アカンッ!
どや?
釜川ヒトマタギ?
なにやら予感が
見えてきた〜
まあ、しばらくご覧くださいな

フリクションの効くスラブ
中段から見下ろす
中段から見上げる
中段を登る
中段のルートは明らかに右だが、水際から離れるブッシュ帯なので、あえて親水性の高い左を選ぶ。釜川の流れから離れたくない!!
三釜上部の別れから見た千倉沢
千倉沢出合から三釜を見下ろす。左奥はヤド沢からの流れ

来し方を・・・
ヤド沢出合から見下ろす
惜しむらくは水質が・・・
美渓には澄んだ水です、必要なのは。
三釜に別れを告げ、ヤド沢に入る。しばらくはナメが続く


しばらくすると巻くしかない連瀑帯に入る

どれも右を巻いた
とうとう最後の関門が・・・
ここの左を3mばかり取り付いたが、その上は、ハーケンが欲しく、下手な私には大がかりになると思いあきらめた。雨がぽつぽつ降り始め、昨日のような増水はアカンと思い、少し戻って林道まで巻き上がることにした。要は行動終了です。三釜は味わったし、まあ、しょうがないかと思いつつ釜川を後にした。水がきれいでなかったのも遡行に執着しなかった一員でもあった。
なんであんなに汚いんですかね?
読図がどんぴしゃりで、約一時間の後林道に出た。長い林道歩きの後、車にたどり着いた。時計は五時を回っていた。
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