白根沢(中退)
2003.829〜8.31
浅野 藤澤 榎本
早出川を目指すも、入渓点の倉谷川の増水を見て断念。浅野さんお勧めの笠堀湖に注ぐ光来出沢の支流、白根沢に転戦。高くはないがスラブの山塊をうがち流れる白根沢。一部難しい所はあるものの、総じて楽しく登れた。湖畔歩きの労を忘れさせる秀渓。下田の虜となった。
ダム事務所近くでパッキング。さあ、あの下田山塊に入れるのだ!
さあ、出発だ
天気はよくないのが悲しい
普通ならうっとうしい湖岸歩きも思いの外スムーズ。ウルイサドリと呼ばれているというスラブ帯を過ぎ、森に入る。
湖岸はこんな路
スラブの山肌
杣道を進むに従い現れる太いブナ。大きくなった切り付けに歴史を感じる。
大川出合を越え、一度入渓したが、水量が多すぎて・・・

入渓後まもなく、遡行を断念。杣道通しで進むことに。

流れはこんなんです。本流遡行は無理。無難に杣道利用で行きました。
白根丸淵
このすぐ下で杣道は対岸につながっていました
釣れるかな〜??
渡渉後、はかばかしくないテン場に目星をつけながら進むが、白根沢出合上の林の中に絶好のテン場。残った薪もきれいにそろえられた気持ちのいいテン場だった。夜を迎える準備を整えたところで、竿を出した。渓からわずかばかりのお裾分けをいただく。記憶にないほど美味しい刺身であった。少し焚き火を楽しんだ後に、雨足が強まり、タープの下で酒が空になっていった。
2日目、荷物を軽くして目的の白根沢に入る。直後から腰までの渡渉となる。どうやら20cm近く増水してるようだ。左右はすぐに傾斜を強めた草付き斜面。かいま見えるスラブが美しい。

まもなく、過ぎには高巻き点も見いだせそうもない所に、どうしょうもない滝が現れる。浦和浪漫の人たちが通過後、さらに埋まったらしい。わらじの仲間の人たちはボルトを打って通過とのこと。ヤレヤレだ。右手にある洞窟のような穴に入り裏に回り込み、下段に上がる。上段上に残置ボルトがあるがそこまですら行けない。右から行こうとするがハングしたツルツルの岩。一歩がなくて、私などにはどうしょうもなく、一度はあきらめてザイルを納める。下がって高巻き点を探すがとてつもない大高巻きになりそうだ。先人の遡行図を見ると上段からショルダーでとある。高巻きはひどく時間がかかりそうだし、もう一度トライすることに。今度は上段へあがるのに左から回り込んであがった。これは簡単で、問題なく上段テラスへ。CSになっている左にボルトが打ってあるが、アブミもないし少ししんどそう。ハンマーを投げてCSの穴に通し、ニンマリ。こんなにうまくいくとは!CS右から上のガバをつかんで浅野さんの肩を踏んづけて登る。核心部その1だった。
時間のかかった15mCS滝
滝の右手の大きな岩に小さめの岩が載っているのがわかりますか?
小さめの岩の高さは人ぐらいです。滝のスケールがわかるでしょうか??

所々に灌木が連なり、それを拾って高巻いていく。
二股
二股から右に入る。分けてからゴルジュとなり、次々と滝が現れる。
幅が狭くなり、難しくなった所が出てくる。


苦労した連段
核心部その2
全身に瀑流を浴びての突破となる。トライすること数度。思わず撤退もよぎるほどだった。
すぐにゴルジュ出口の15m滝につくが、左から巻き上がり、尾根を乗越し、左股に下降することに。時間的にきつくなってきた。沢中で泊まるなら別だが、増水している上に天気も芳しくない。

ゴルジュ出口の15m滝
枝沢をたどってまもなく稜線に出る。ここから灌木を伝いながら沢床を目指す
尾根
ふー、一息つく瞬間
トラバースを交えながら下降を続け、沢床は目の前になる。滝音が大きく、懸垂を避けて再び登り返して下降点を探すことに。
う〜ん、降りられんなあ
甌穴ゴルジュにかかる滝
2日目の夜はまた雨。あきらめてタープの下でくつろいだ。
3日目はまた往路を戻った。
また来る時まで・・・
途中、マムシに道を占拠され、躊躇する場面も。
ようやくダムだ
行動時間
1日目 約5時間
2日目 約11時間
3日目 約4時間
情報いろいろ
○笠堀ダム沿いの道にはマムシがいる
○大川への下降点にはコンクリート製の階段あり
○白根沢出合上のテン場は大きなタープでも十分張れる
(別の2パーティとのんびりというわけにはいかない大きさ)
○幕場は蚊がいっぱい
○アブは、冷夏の上、雨天だったためあまり出没せず
○「八木鼻温泉いい湯らてい」は850円で割高感がつよい
○見附市の見附温泉は昔風のひなびた湯で400円
メール トップ 遡行した沢
| SEO | ギフト 花 | 掲示板 レンタルサーバー ブログ SEO | |