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魚野川源流部遡行
                      2002.7.18〜21

参加者 なかむら 榎本


ガラン沢のゲートに車をデポし、タクシーで野反湖に向かう。

野反湖をバックに(タクシーの運ちゃんに撮ってもらう。観光気分では決してないのだが)

ようやく着く。最後のパッキングをする。


なんや、わけわからん格好
岩ヤ?沢ヤ?
通りすがりの自衛隊に、「どこかに岩があるの?」って聞かれた。

ボチボチ歩き始める。



初日。元気いっぱい


しばらくの後。振り返る
野反湖

小休止


              
ようやく沢の下降点”カモシカ平”が望めた

ニッコウキスゲのお花畑
ニッコウキスゲの花はあっさりして美味しいよ。えっ!?食べるなって?早いうちに花を摘むのは植物にもいいはずでしょ(*^_^*)

この分岐から始まる沢旅


中高沢、下降開始


連続台風のせいか、すぐに流れに浸せる。北アルプス的な開放感

この後も地形図通り、平川。たんたんと下る。地形図には滝マークはなし。洋々とした足取り。

いくつかの小滝、ナメの後、ようやく滝らしい滝がでる。小粒ながらぴりりと効いた滝。
ここの滝は巻き降りた。なんと残置ロープなどしっかりした踏み後があった。


残置ロープを利用して降りる。切り込みの入った木がたてかけてあったのも驚きだった。


また、すぐに現れた二段滝

この後、どうしょうもない滝が現れ、巻き降りる。巻き降りたのは20mぐらいの滝かな?よく見えませんでした。ところが巻き降りてるときにものすごい美瀑を発見。50mはあると思う、吹き出すような滝。大高ゼンとわかった。
大高ゼン


巻き降りたと思ったら、始まりだった・・・。なんと、地形図にはないごっつい滝が足下にも・・・。どのぐらいの滝かって?まあ、100mはあるような滝です。(そんなにはないかもしれないけど)。明瞭な踏み跡をたどりながら下る。30分ぐらいの巻き下りだったかな。落ちたら最後・・・、沢床に降りたとたん、緊張が解け、私はずっこけ、同行者はバテバテに。

休息の後、かなりゆっくりしたペースで下り始める。時折巻き降りたりする中、ようやくテン場を見定め、泊。標高100m下れば本流という所。テン場の前で竿を出すとすぐにヒット。25cm岩魚は刺身と化し、20cm岩魚は塩焼きとなって胃袋に飛び込んだ。やっぱれこれがなくちゃ沢はネ・・・。盛大な焚き火の後、就寝。夜中に大雨。小さなタープでは防ぎようもなく一部が雨で濡れた。一応、天気予報通りの雨。明日の天気はどうなるんだろうか・・・。予報では雨ときどき曇り。どういう降り方になるのだろうか。


二日目

今にも降り出しそうな天気の中本流に向かって下っていく。すぐに本流に出た。本流に降り立ったとき正直呆然として、一瞬来し方を帰ることもよぎる。それほどの増水だった。増水20cm。流芯のもりあがった流れだった。腰上までの中をスクラム渡渉でしのぎ、本流遡行の途についたのだった。



初めに出た滝。名のない滝のようだ。だが、すぐ次ぎに現れた滝、大ゼンより迫力あり。
名のない滝

魚野川はマタギたちとのつきあいが深かったんだろうか。あちこちに名が付いている。とにかく増水の様を見て欲しい。
大ゼン


休憩中に見つけた山椒魚。精が付くのだろうか・・・・。もちろんリリース。
結構、見つけましたよ。


さあ、出発準備
水量は少なそうに見えるけど・・・

平坦な本流を右に左の渡渉をし、ようやく滝が現れる。あくまでも水量は多い。
連瀑帯の始まりの滝。



手こずった滝。私も同行者も体調がすぐれない。私はなんとなく風邪気味。右手を胸近くまで浸かれば突破できそうだったが、白泡もきつく高巻いた。この高巻きがきつかった。きっとどこかにルートがあるはず。自分の眼力のなさを反省。

水量がとにかく多い。+20cmあった。普通なら水中スタンス利用でへつれそうだが、それもかなわず、大巻となる。低い滝の巻きはきつい。


美渓の核心が始まる
カギトリゼン
右を高巻く

高巻きに使ったルンゼもナメ。

フリクションがよく効いたが、滑れば止まりようのない角度だった。
確実に踏みしめながら行く。ここかから笹をこいで沢に戻った。

ナメ・ナメ・ナメの連続
イワスゴゼン


上から写したイワスゴゼン?
すいません、多分イワスゴゼンだと思うんですけど、自信なくて・・・
でもとにかく、美しいです。ゆっくり歩きながら呆けたいところ。





スリバチゼン

スリバチゼンに取り付く


もっと水際を行くべきだった。フリクションは効いた。意外にも滑りそうもないナメだった。

スリバチゼンのすぐ上にある大きな淵。

シンブチ?


ヘリトリゼン

このあと、沢の出合を見逃し、絶好のテン場に巡り会えるはずが会えずじまい。へとへとになりながら小ゼン沢出合から燕ゼンを越え、早々に泊となった。
夕餉のポトフに舌鼓を打った。
岩魚釣りに精力を注ぐ気力なし。寒気を伴う体調不良だった。


3日目の朝



朝のテン場


通称”おっかさんの淵”でなかむらさんが尺岩魚の幸を手にし、右を上がるとまたまた、すばらしいナメが・・・
庄九郎沢出合を行く

スケールの大きなナメ滝が続く。
庄九郎大滝の手前の滝
名前はないらしい・・・

確かに魚野川本流で一番落差があった。支流の方に豪瀑がありますよ!!
庄九郎の大滝?
庄九郎の滝の位置は特定できず。小平沢出合直下とあるが、どうも大滝と呼ぶにふさわしい滝は見あたらない。小平沢出合下には確かに連続させると30m近くの2段の斜瀑らしきものはあるが、ゴーロに埋まって”大滝”にはふさわしくないものだった。上の写真を庄九郎の大滝と信じたいのだが・・・。誰か教えてください!!

庄九郎大滝?を超えた後の小滝


小平沢の出合下のガレた二段斜滝。これが魚野川の大滝?



この上で小休止。天然椎茸を収穫する。みそ汁の実となった。

またまた現れる大きな釜を持った滝

この日の水量は+15cmってところかな。徐々には減ってきてるけどまだまだかな。



節度ある釣行を!!

平流となる
あの魚野川が・・・・

 へつって抜ける

夏の穏やかな渓
南ノ沢出合
テン場探しもって、ボチボチ、いこか。

南ノ沢に入ってまもなくの滝

夜のとばりがだんだんと降りてきた
   
火にかかった岩魚がわかります?

酒の量が増していく。塩焼き・ムニエル・岩魚寿司・骨酒・・・

焚き火は岩魚をあぶり続ける

4日目

テン場を早々に立つ。南沢をつめ上がっていく。
南沢に入ってもナメが続く


ヤブに突入した後、3度の休憩をとる。へとへとになりながらヤブをこぐ。
笹を踏みつけて乗ると地面を踏みつけず宙に浮いたままになる笹が続く。
向こうが見えない笹、ゲキヤブだった。
ゲキヤブ!

3時間近くの激闘の後、登山路に出た!
なんと切り開きのありがたいことか!!
憔悴したポーズにならないポーズ



ゲキヤブをつめた山を振り返る

ほっこりのひととき

車デポ点だ!!

美しい沢だった、ただしゲキヤブ付きの・・・。でもほんと、いい沢でしたよ。



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